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芳野 隆治; D.J.Campbell*; E.Fredrickson*; 藤沢 登; N.Granetz*; Gruber, O.*; T.C.Hender*; D.A.Humphreys*; N.Ivanov*; S.Jardin*; et al.
Fusion Energy 2000 (CD-ROM), 4 Pages, 2001/05
ITER物理R&Dの専門家会合においてまとめたディスラプションの諸特性(熱消滅、電流消滅、ハロー電流、逃走電子、ディスラプション頻度、等)のデータベース群とそれに基づくITERでのディスラプション特性の予測を示す。加えて、最近、顕著な研究成果の得られているディスラプションの回避・緩和の研究について報告する。
海老根 典也; 竹内 信次郎*; 荒 克之
JAERI-Research 96-058, 25 Pages, 1996/10
欠陥の方向性によらず探傷可能な渦電流探傷プローブの開発を目的として、欠陥によって発生する磁束の乱れ成分のみを効果的に検出する方法を提案した。本方法は、励磁コイルによって作られる磁界の空間分布の対称性が欠陥の存在によって乱されることに着目し、乱れ成分のみを検出する手法である。プローブは、励磁磁界を発生させる平面コイルと、欠陥による磁束の乱れ成分を検出する差動型コイルで構成される。平面コイルの形状を磁場分布の測定を基に平行四辺形平面コイルとした探傷プローブを試作し、平板上の模擬欠陥について探傷試験を行い本方法の有用性について示した。
白井 浩; 安積 正史
JAERI-M 86-024, 38 Pages, 1986/03
安全係数qが1である有理面が、プラズマ中に2ケ所以上存在する磁場配位において生ずる、マルチ・ティアリング・モ-ドの線形安定性およびその非線形発展を、低ベ-タ、円柱近似の簡約化されたMHD方程式を数値的に解くことによって調べた。線形計算の結果、ポロイダルモ-ド数m=1のマルチ・ティアリング・モ-ドの最大固有値に対応する固有関数は、プラズマ中心から何れかのq=1の有理面まで有限値を取り、プラズマ中心まで摂動が及ぶ事が示された。非線形計算の結果では、マルチ・ティアリング・モ-ドによる磁束の入れ替えがプラズマ中心まで及び、内部ディスラプションに及る場合と、プラズマ中心は変化を受けず、局所的な磁束の入れ替えで飽和する場合がある事が示された。この非線形現象の違いは、初期状態における磁気軸及び各有理面での磁束関数の値によって説明する事が出来る。